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​当院の治療方針

当院は以下の方針のもとに治療を行います​。よくお読みください。

❍ 症状を良くしたいという治療意欲のある患者さんを治療します

 精神科治療は、患者と治療者相互の理解と協働がなくては始まりません。治療意欲のない人に薬を飲ませることはできず、また薬と同じくらい重要な精神療法(診察室での対話)も、

患者の側の積極性なしには成り立ちません。

 患者と治療者が腹蔵なく話し合うことは、最も大切なことです。

❍ 「予約」は治療の要の一つです

 当院は完全予約制をとっています。診察時間を確保するのが一番の目的ですが、薬の規則正しい服薬を促す意味でも、予約制は望ましいと考えています。できるだけ次回の予約を終えてからお帰りください。

 仕事の都合で予約できない場合も、予定が立ち次第、早めに予約することをお願いします。

​❍ 治療の中断について

 治療の終了は相談して決めることも、治療の一貫です。また、無断で治療をやめることは、患者―医師の治療関係も損ねます。

 精神的不調のほとんどは人間関係の問題に起因します。それら人間関係に関する問題は対話を通して解決するのだということ、そして信頼関係は対話の積み重ねによって築くということ、その信頼関係がこころの問題を軽減するということを、通院治療を通して学んでいただければと思っています。そのためにも、最後まで対話による治療を行うことが大切です。
 

 また、自分がその時間に予約をしたということは他の人の予約を妨げたのかもしれない、ということにも考え及んでいただきたいと思います。そのような想像力は社会の基礎をつくるものであり、それなしには社会も、従ってそこで生きる人々も、病んでしまいます。

その意味でも、無断中断しないことを重ねてお願いします。

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